魔家四将との戦いで深手を負った白琥は普賢の黄巾力士で一旦仙人界へ戻ることとなった。ナタクや雷震子そして黄天化も道徳に連れられ仙人界へと戻ることになる。彼らの傷はあまりにも深く、人間界で癒せるものではなかったからだ。
白琥はそれから二十日の間、目を覚まさず普賢真人の洞府である九宮山白鶴洞で寝続けた。雷震子やナタクそして黄天化は仙人界に連れられすぐ目を覚ましたという話だが、白琥は原形が虎の妖怪仙人であるため、傷の癒し方が人とは少々異なるのかもしれない。寝ている間、傷の消毒や包帯を取り替えはしたがそれ以上のことは出来なかった。
痛み止めも傷を早く治す薬もあるが、白琥はそれを一切受け付けない。普賢はこのまま白琥が死んでしまうのではないかと不安になったが、手を握ると暖かく、どくんどくんと心臓が脈打っている。目を覚ますことはないが決して生きることを諦めてもいなかった。それから毎日朝と夜に普賢は白琥の下へ行っては眠る白琥の手をとって祈ることが習慣になっていた。
青い青い海の中でゆったりと漂うように意識が沈んでいた白琥はふっと何かに呼ばれるようにして目を覚ます。
瞼を開けるのが億劫で、瞼を開ければ今度は光が眩しかった。
「ん……」
喉から出た声は少しかすれていて、誰かを呼ぶこともできない。柔らかな布団の中で体を動かして、両腕がじわじわと痛むのを感じたが、動かせないほどではなかった。白琥はゆっくりと手を上げて、目の上に置く。眩しい光が扉と窓の隙間から差し込みそれがひどく目を焼いたが、手で押さえると多少は楽になった。
そうしてしばらくの間、じっとしていた白琥だったが、体が動かせることを確認しながらゆっくりと体を起こしてみる。光に慣れた両目で周りをぐるりと見回すとそこは九宮山白鶴洞、普賢の洞府に置かれた白琥の居室であった。
(魔家四将は)
自分がここにいる、ということはおそらく魔家四将に勝ったということなのだろう。黄天化を連れて城壁に倒れこむように崩れ落ちてからの記憶が一切なかった。あの日から幾日たったのかという記憶もさっぱりない。
掛け布団をはぐと裸同然の姿であったが、服を着るという概念を教わったのはここ百年あまりのことだ。それ以前の千年にわたる長い時の中で、服に値するものを身につけたことはなかったので、人形のときに裸でもさして違和感は感じなかった。暑い寒いはあるものの、恥ずかしいと思う感覚白琥は薄い。
サイドテーブルには少し覚めた白湯が置かれている。未だ少し痛む腕でそれをとると、ほんの少し唇につける。口はからからに渇いており、温かな湯が口の中に広がるのはとても良い感覚だった。飲み下すと喉が痛んだ。だがそれ以上に喉が渇いている。なるべく喉を痛めないようにゆっくりと白湯を飲み干してから、ひんやりとした地面に足を下ろす。ここは白虎の居室であるから、別段裸でいても問題はなかろうが、仮にも師である普賢真人の前に出るのに裸では多少なりとも問題はあろう。
裸足のまま部屋の隅の箪笥までたどり着くと、そこからいくつかの衣装を選ぶ。ふんわりと裾の広がったチャイナ服を頭からかぶって着れば、それで白琥の着替えは終わりだった。少し眺めのブーツを履くと、石造りである故の冷たさから解放される。しかしながら、と白琥は思う。いつものことであるがこうして着替えてみるとどうも体が重くてたまらない気がする。鏡の前でボタンの掛け違えがないか確認しながら、白琥は髪の毛を結う。いつも頭の上にお団子を二つ、虎の耳のように結うのが白琥の決まりだった。なんとなくその位置に長い白以髪をまとめておくと落ち着くのである。サイドに零れた髪はピンで拾い上げて耳の上辺りで留めればだいぶ首周りがすっきりした。こうやって髪の毛をまとめるのもまた、なんとなく重苦しいという感覚に囚われながら、白琥はそっと扉を開けた。
九宮山白鶴洞は入り口を入ってまっすぐに柱が立ち並ぶ廊下が続いている。そしてその両脇に弟子たちの居室が、突き当たりに普賢の謁見の間と普賢の居室がある。白琥の居室だけは他の弟子たちと違って普賢の居室と直接繋がっているのだった。これは白琥が女人であること、そして普賢の弟子であると同時に普賢の妻である故の配慮であった。
白琥が扉を開けて大きな一間をぐるりと見渡すと、壁際に白琥の宝貝である芭蕉扇がかけられている。自室への扉を閉めてからそっと壁際で芭蕉扇を手に取ると、少しだけ安心した。今まではどこか手元がすっからかんのような、寂しさを覚えていたのだが、芭蕉扇を手にするとその物寂しさはなくなる。
白琥はそのままぐるりと部屋の中を見回す。人よりちょっとだけ良い耳は洞府の入り口の方で誰かが話をしているのを聞く。人よりちょっとだけ良い鼻は普賢がこの部屋にいることを教えてくれる。衝立をぐるりと回って普賢の生活する間に入ると南向きの大きな窓の前で、普賢は椅子に座って静かに瞑想をしていた。
ガラスのはめ込まれていない窓からは雲海から流れ込む気持ちのいい風が吹き込んでくる。ここで普賢は瞑想をするのが好きだった。彼は常に何か考えていて、それを整理するためによく瞑想をする。
目の端に山頂から流れ落ちる滝が小さな滝つぼを作り、そこからあふれ出た水が、小さな川となって人間界へ落ちていく。水は人間界にたどり着く前に霧散してしまう。その滝つぼには花海棠の花びらが幾枚も揺れていた。花海棠はこの九宮山の頂上付近に自生しており、一年を通して美しい花と芳しい香りで九宮山を満たしていた。
白琥は瞑想が苦手であった。だけれども普賢の隣に座っているのは好きであったから、机をはさんだ少し大きめの椅子に腰をかけると膝を抱え込む。まだ体のだるさが抜けきっていないようで、窓から滝や花びらが舞い散るのを眺めているとうつらうつらと眠くなってくる。膝をまくらに、目を閉じると、意識は再びゆっくりと海の底に沈むように消えていった。ただ暖かく柔らかな香りがする。それは普賢の香りだ。それにひどく安堵する自分がいるのは昔からのこと__
白琥は瞑想が苦手であった。まだ妖ゲツであった頃、元始天尊さまの下で修行をしていた白琥は暇があれば瞑想するように言われていたが、目を閉じ静かにしていると周囲の音や動きが余計敏感に感じ取れて、それらが動くたびについ目が開いてしまう。
一時期は瞑想の時間があまりのも嫌で、修行の時に逃げ出す始末であった。とはいえただ修行が嫌で抜け出していたわけではない。白琥自身も自分なりに落ち着ける場所を探そうと思って、四苦八苦していたのである。例えば誰もいないような高い山の上に上ってみたり、例えば誰もいない部屋の一室の片隅にこもってみたり。それを知ってか師である元始天尊は、瞑想の修行のたびに逃げ出す白琥に対して何を言うこともなかった。
ただどんな場所へ行っても音や匂いや動きに敏感になってしまう。特にまだ妖ゲツであった白琥にはそれは大きな問題で、気になってしまうものから意識を反らすのはなみなみならぬ努力が必要だった。
だが何をしても失敗に終わり、もうどうしようもないとばかりにふらふらと崑崙山の書庫に入り込んだときのこと、白琥はここで初めて普賢と太公望に出会ったのである。普賢と太公望は白琥が静かな場所を探して覗いた書庫の棚と棚の間にしゃがみこんで巻物を広げていた。お互いぱっと目が合ってしまってなんとなく気まずくなり、白琥は二人に近づくと「何をしているの」と声をかけたのである。
二人は書庫の片づけを言いつかっていたが、途中黄巾力士に関する木簡を見つけつい読みふけっていたらしい。
白琥も普賢も太公望も元始天尊の直弟子であったため、お互いの名前くらいは知っていた。太公望には即座に瞑想の修行から逃げてきたのであろうと言われ、白琥はすねて頬を膨らませる。
「だって何か近づいてくると気になるんだもの」
「そうかのう」
「望ちゃんはいつも寝てるもんね」
「普賢それは言ってはならんと」
「元始天尊さま、きづいていらっしゃるよ?」
「……ま、まぁそれはよい!それよりおぬしは音が気になると言っておったな、そんなおぬしにわし特性の耳栓をやろう」
「耳栓?」
白琥は差し出すように言われた手の平にぽんと置かれた二つの耳栓を見て首を傾げる。
「それをつけておけば元始天尊さまがどんなに怒鳴ろうと全く聞こえん優れものじゃ」
にやりと笑った太公望はすでに何度も怒られた経験があるようだった。普賢はそんな太公望をくすくすと笑いながらねぇ、と白琥に話しかける。
「それだったら一緒にやろうよ。一人だと難しくても二人や三人だったら出来るかもしれないよ。僕もいつも望ちゃんの隣で修行しているんだ」
「それは……別に……」
白琥にはまだ太公望にも普賢にも言えない秘密があった。それが一抹の不安となって心の奥底にくすぶっていたが、それでもこうして声をかけられることははじめてのことであったため嬉しくもあった。
その日以降、白琥は普賢や太公望と共にいることが多くなった。
そしてある日のこと、白琥の不安は的中することになる。その日は初めて白琥にとって瞑想というものが出来た日であり、理解することが出来た日でもあった。だがそちらに意識が向くあまり、白琥は原形に戻ってしまっていることに気づかなかった。
「白琥?」
普段、瞑想中は話しかけてこない普賢の声がする。わしゃわしゃと頭を撫でられる感覚があって、思わずそれを手で払おうとして、振り上げた手が人のものではないことに気づいた。
全身の毛が逆立つ。両目を開けると不思議そうな顔で普賢と太公望が白琥を見ていた。ぞっとする気持ちだった。この二人の前では特に注意を怠らないようにと気をつけていたというのに、まさか、こんな形で原形をさらす事になるなんて。
白琥は普賢と太公望が何か言うよりも早くその場を逃げ出した。空を飛ぶことは出来なかったが、崑崙山の周辺にはいくつも岩が浮いている。その中でも大きなものが洞府となり、仙人が住まうのだ。修行を詰んだ白琥にとって岩から岩へと跳躍することはそう難しいことではなく、虎の姿である以上追ってこようとする普賢と太公望を撒くこともそう難しいことではなかった。ただ、ずっとずっと心が痛かった。
金鰲島に比べ崑崙山には妖怪仙人は少ない。人が仙人となり、仙人はまた人の子に仙道となる資質を見つけ弟子とする。そうして出来上げられた人間界とはまた別の社会が崑崙山には存在し、その中に妖怪仙人はごくごく稀にしか存在しなかったのである。
そも妖怪仙人という言い方はあまりよくないものだ。仙道になる可能性はこの地球上に存在する全てのものに備わっている。ただし仙道になることができる資質があるものはその中でもわずかだ。
白琥は見捨てられた白い虎であった。生まれた頃から真っ白な毛皮は外敵にも獲物にも見つかりやすく早々に親から見離された。
百年生きた。いつの間にか尾が二つに割れ、食うという行為から離れた。
二百年生きた。空腹と言うものは感じなかった。ただ日々を過ごす。どこへ行くこともなく岩の上で昼も夜も過ごした。
三百年生きた。いつの間にか手足は動かすことを忘れていた。何故自分は死なないのだろうととだけ考えていた。
五百年生きた。死ぬことの恐怖はいつしか薄れ、ただじっと岩の上に座っていた。いつしか岩になるのだろうとなんとなく思った。
千年を過ぎたころ、白琥の前に元始天尊が現れ、弟子になるよう声をかけられた。そのときにはなぜかわからないが人の言葉をよく理解していた。そして元始天尊の直弟子となったのである。初めのうちは虎の姿で元始天尊の跡をついて回るばかりだったが、人に化ける方法を知ってからは人に化けて他の道士たちと同じように修行をするようになった。人に化けていられる時間は、修行を続けるうちに徐々に長くなっていった。
そんな毎日の中でも白琥は元始天尊以外には決して原形を見せようとはしなかったのである。崑崙山では妖怪仙人はあまりよい目では見られない。その理由の一つが妖怪仙人は性格が荒々しいから、というわけであるが、それは妖怪仙人に限ったことではないことを白琥はよく知っていた。だがそう名指しされるのは苦痛でしかなかった。故に白琥は必死で隠そうとしたのである。普賢と太公望の前から逃げ出したのも同じ理由だ。二人から、妖怪仙人であると、恐ろしいと、怖いと、何故言わなかったのだといわれるのが怖かった。怖かったから逃げ出して、逃げた先は二人と初めて出会った書庫であった。
暗い書庫の奥底に体を潜めてじっとする。静かに、静かに、心を落ち着けようとしたが、心はいつまでたっても落ち着かなかった。
誰かが書庫の中に入ってくる気配がする。慌てて人形に戻ろうとしたが、あまりに混乱していたせいだろうか、完全に人形に戻る方法を白虎の体はすっかりとどこかへ置いてきてしまったような感覚だった。下肢は虎の姿のまま、半妖態となってここに来ないで欲しいとぶるぶると震えていた。気配は入り口の辺りを彷徨ってからすぐに出て行き、白琥は緊張した息を吐いた。
それから数時間あまりだろうか、白琥は人に戻る方法も虎に戻る方法も思い出せずに書庫の一番奥底に身を隠したままじっとしていた。いくら考えても頭の中は真っ白で、変化する方法を体が思い出してくれない。普段ならば虎になることも人になることも難しくはなかったのに。今は半分しか変化ができない。そのまま何時間も過ぎていく。
そして半日が過ぎたころ「見つけた」という声にびくっと白琥は体を震わせた。
そこにいたのは普賢であった。
「なによ、私が人じゃなかったから、何か言いたいの」
本当はそんなことを言うつもりではなかったのに、口から零れたのは身を守る、心を守るつっけんどんな言葉だった。そんなことを言いたいわけではないのに、自然と口から突き放すような言葉が出てくる。本当は受け入れて欲しくても、突き放した方がずっと楽であることを白琥は知っていた。だが普賢はそんな白琥の言葉にめげることはなかった。
「ううん、さっきはいきなり触ってごめんね。すごく綺麗な毛並みだったから」
白琥ははっとして顔を上げる。普賢はいつものように微笑んでいた。
「僕も望ちゃんも白琥は人だと思っていたから、少し驚いたんだ。でもそんなことよりずっと、白琥の姿が綺麗だったからもっと驚いた。だからもう一度見せてほしい」
今まで元始天尊を覗いて本当の姿を見せたことはなかったから、そう、いわれることはとても気恥ずかしく同時に嬉しくもあった。普賢と太公望はこんな私でも受け入れてくれるのだという事実がただ嬉しくて、白琥の両目からぽろぽろと大粒の涙が零れていく。
白琥はおずおずと半妖態で普賢の前に姿を現すと指を弄りながら、泣きながら言う。
「わ、わ、私、変化の仕方がわからなくなっちゃったの、どうしよう、どうしよう」
ぼろぼろと泣く白琥に、普賢はゆっくり近づいて頭を撫でた。
「こ、これじゃあッ、元始天尊さまのッと、と、ところにもいけないわ。皆、私のこ、こことを人だと思っているもの、どうしよう」
「大丈夫だよ白琥。今はきっと驚いて忘れてしまってるだけだから、思い出すまでここで一緒に瞑想しよう。心を落ち着ければきっとまた元のように変化できるようになるよ」
普賢はそういって笑った。崑崙山へ来た時よりずっとずっと身長の伸びた普賢は、半妖態の白琥の目線とほぼ変わらない背丈であった。おいでと手を引かれ、書庫の壁に普賢は背をかけて、手招きする。白琥は普賢の手を振り払うべきか迷い、結局振り払うことはできなかった。ただおいでと手招きされても近づくのが怖い。白琥はうつむいたまま、涙をこぼしながら普賢に聞く。
「普賢は、怖くないの」
「うん、怖くないよ。だって白琥は僕を食べないし、噛み付かないでしょ」
「……うん」
「じゃあ怖くない」
そのままもう一度こっちへおいでよと手招きされる。今度はそれに従って普賢の足の間にしゃがみこむと、普賢が心臓の音が聞こえるように頭を抱きかかえてくれた。
どくん、どくんと鼓動する心臓の音、それはひどく落ち着く音であった。
白琥は瞑想こそ出来なかったが、いつの間にか虎の姿になって寝てしまっていた。
書庫の奥底で、白琥の静かな寝息だけが聞こえる。
そこへそっと足音を立てずに姿を現したのは元始天尊その人であった。普賢が目を開くと元始天尊は口元に指をあててしーっ、と音を立てないよう普賢に告げる。普賢もまた指先をたてて唇にあてた。
「この子はのう、真っ白な毛並みだったゆえ、幼い頃に家族に捨てられたんじゃ。それから千年の永きを一人で生きて、わしが見つけたときは立派な妖ゲツになっておった。綺麗な毛並みじゃろう」
「はい、元始天尊さま」
小声で普賢が返す。
「妖ゲツとしてわしの弟子になってから、なかなか人となじむことができなかった。白琥が修行をしながらもそのことについて悩んでいたのは知っておった。だがわしにもどうすることもできず心配しておったのじゃが、もう心配はいらないかのう」
「元始天尊さま、白琥はふわふわですよ」
「そうじゃな。普賢よ、明日白琥と共にわしのところに来なさい」
「? はい」
その日以来、白琥は人形にも原形にも自由に変化できるようになったのだった。恐らくは心の安寧が白琥の変化をも安定させたのだろう。そしてその日、白琥は普賢と共に宝貝を元始天尊さまじきじきに授かったのであった。
懐かしい夢をみた。
うつらうつらとしながら暖かな温もりが起きるのに惜しく、ほんの少し目を開いてから白琥は再び目を閉じた。ほんの少し開いた目線の先に普賢はおらず、耳をすませば木タクと話す声がする。そのまま寝ているような起きているような形でぼうっとしていると、普賢がこちらにやってくる気配がした。
「白琥?」
「……昔の夢を見ていたの、昔の__まだ宝貝をもらったばかりの頃」
「懐かしいね」
白琥は膝に顔をうずめたまま言葉を続ける。
「ええ、とても。暗い書庫の中で泣いていた私を貴方が見つけてくれた。____もう昔のことね」
白琥は顔を上げて雲海を眺める。
「普賢、私まだ修行が必要だわ。また付き合ってくれるかしら」
「勿論、君は僕の弟子だからね。望ちゃんのことを助けられるように強くなろう、君も、僕も」
「ええ、そうね」
後ろから差し出された手に頬を当て、すがる。頭をくしゃりと撫でる手が暖かく優しかった。
2018.09.17