蜘蛛が召集をかけられたのはイヴァンとクロロが奇妙な傷を負ってからふた月後のことだった。マチはその日以来拭いきれないイヴァンへの不信感が胸の中を占有し続けて、落ち着かなかった。彼はもしかしてクロロに近づくために自分を利用したのだろうか。だが無駄口を利いた覚えはない。繋がりそうで繋がらない二人の関係に悶々としながら、過ごす間、珍しいことにイヴァンから一切の連絡がなかった。いつもなら半月に一度はなんでもないメールをよこしてくる男が、あの傷を治して以来連絡をよこさない。ということはやはり・・・とつい考え込んでしまう。しかしイヴァンがクロロに対し何を狙っているのかさっぱりわからない。
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